トリアージが必要なわけは?!アメリカや日本はどうなの?!



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コロナウィルス感染のようなパンデミック状態の中で
通常の治療を行った場合に色々な問題が起こってきます。

医療資源を最大限に生かし、効果を上げるために
医療機関ではこのトリアージを行う必要があります。

受付順で治療をした場合には重症患者を
長い間ほったらかしにすることが考えられます。

また、その治療をするための医療資源が重症者よりも前に
使いつくしてしまって重症者に対して治療が
できなくなるということも考えられるから。

現にヨーロッパでは病院で医療処置を受けるのを
待っている間に亡くなってしまった・・・

ということもあるようです。

だから、治療や搬送の優先順位を決めるための
トリアージが必要になるわけです。

そもそもトリアージとは・・


トリアージ(triage)とは、
医療資源や人的資源が限られている中で、

たくさんの患者さんに最善の治療を行うために
患者さんの状態に応じて

緊急性があるのかないのか、搬送したほうがいいのかないのか
等の優先順位を決めることをいうわけです。

簡単にいうと助かる可能性が低い人よりも
助かる確率が高い人を

優先的に救護、搬送、治療に
あたるという優先順位を考えたやり方。

実際にヨーロッパの現状を見た場合に
医療崩壊が起きているとメディアは伝えています。

その原因は感染の疑いがある人も
軽症者も重症者もどんどん受け入れたために

このような問題になってしまったということのようです。

だから、トリアージをちゃんとすることが
どれだけ大事かがわかりますよね。

アメリカの医療現場はトリアージをどうしているのか


アメリカの場合は
医学的な専門的知識を持った特定看護師が

電話で受け付けた時に
患者の状態にあったトリアージを行っているようです。

電話での聞き取りで年齢や既往歴、現在の症状など
を確認したうえで

自宅待機なり緊急性があれば
病院に来てもらうなどのプロセスになっているようです。

だから、感染症の患者と一般の患者は
別々に分けられているので、

日本のように待合室で
どんな患者も一緒にいるということはないようです。

日本の医療場合はどうなっているのか?トリアージはうまくいっているのか?


日本の場合は待合室で受付順でやっていて
急いで受診したいのに、

待たされているような光景を
目にすることが多いですよね。

日本はこのトリアージというのは実際の医療現場では
あまり見たり聞いたりしたことがありません。

インフルエンザがはやっている時でも
順番待ちがほとんどですね。

私も経験があります。

頭がガンガンして咳もひどくて
早く診察して薬が欲しいと思いながら
長く待たされたことがありましたから。

地方に行けば行くほどその傾向は
高いですよね。

ただ、救急車で運ばれてきた人の場合は
緊急性が高いということで優先はしているようです。

日本は災害現場や重大な事件や事故などの場合に優先順位を決めている


日本で特にトリアージを行っているのは
災害現場や大量殺傷事件など事件や事故があった場合です。

その時に普通の救急隊ではなく
「災害派遣医療チーム(DMAT)」が派遣されます。

DMATと呼ばれる災害派遣医療チームがあり、
そのメンバーである医師、看護師、救急救命士たちが

災害現場などでリーダーを中心に
医療処置を行う段階で優先順位を決めるわけです。

具体的にはトリアージ・タグというカードが
負傷者の右手首につけられて

そうすることで
その人に対して次の処置(搬送や応急処置)を
行う優先度がチームの誰にでも分かるようします。

そのタグの色によって優先順位を決めるという
手順になっています。

日本の場合は
現場でDMATの重要な任務を担い

多数の傷病者を緊急度や重症度に応じて
応急処置や搬送の優先順位付をしているようです。

トリアージで問題になることは‥


トリアージには
いろいろな問題点があります。

なかでも、
災害時で治療の優先順位で後回しにされた
家族から損害賠償の裁判を起こされるということです。

家族側からすれば、後回しにされたために
重症になったとか死亡してしまった・・・ということを考えるわけです。

ですから、とても微妙な問題をはらんでいるのが
医療現場でのトリアージです。



まとめ


トリアージは今のパンデミックの状況の中で
日本にもこの問題が起こってくるはずです。

どちらかといえば、外国に比べて
日本は命令や強制というのはできない国ですから

この優先するしないというのは
大きな問題になってくるかもしれませんね。

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